自己紹介


はじめまして!
こがわクック代表の浅井宣貴です。
この度は僕ホームページへお越し下さりありがとうございます。
和泉市の山間部にある限界集落(小川集落)と広大な農園(いずみ小川農園)をメインフィールドに農業活動を行っています。

限界集落にある仏画製作所 伯舟庵で海外へ仏画の販売をする傍ら、兼業農家として農業をしています。

5年前に小川集落へ移住した際に、大阪の都市近郊地域といえど山間部の人口は減少の一途をたどり、
限界集落のような地域がたくさん出来てきていることを知りました。
継続的な自治活動を行うには地域の産業を発展させ人を呼び込んでくることが必要だと感じ
地域のアイデンティティである農業を軸とした事業展開を目指し「こがわクック」を立ち上げました。

事業その① 収穫体験

さつまいもの収穫に来てくれた和泉市内の小学生さん

地域に人を呼び込む農業を目指し、最初に始めたのは収穫体験でした。
限界集落の近くにいずみふれあい農の里という和泉市の施設があり、そこでは季節に応じた作物の収穫体験が行われています。
そこへいらっしゃるお客さんを受け入れさせて頂くかたちで自身の収穫体験事業を稼働させました。
現在は独自開催も行っており、秋冬野菜をメインに募集を行っています。

事業その② 農産加工品の販売 ホーリーバジル茶

ホーリーバジルは奇跡の植物と言われインドや東南アジアで重宝されているハーブです。
アーユルヴェーダと言われるインドの伝統東洋医学で使用される薬草の中心的作物であることから近年日本でも注目されています。
こがわクックではオオヤトゥルシー種を和歌山県熊野地方の方から譲り受け2018年に栽培を開始しました。
副作用なく身体の生理機能を整える効能がある(と言われている)健康ハーブをたくさんの人に伝えたいと感じ、
畑で農薬を使わずに栽培し乾燥後に炒ってお茶にしました。
2020年には大阪府の大阪産の登録を行い、地域の特産物にできるよう本格的に生産を行っております。


事業その③ 間伐材利用促進 いずもくのプランクBBQ


いずもくとは、和泉市内で間伐が行われた木材の名称です。
僕の地域にまたがる和泉山脈(他の地域も同様)では山林の保全が必至な状態です。
外材が入り国産材が売れないことから、山のケア(下刈や間伐)が行われず土壌が痩せ、痩せた土壌が土砂崩れの危険を生むという悪循環が生まれており、木材の地産地消を促す必要があります。

そこでこがわクックでは2019年から大阪府さん・和泉市さん・森林組合さんと連携し、美味しく楽しく間伐材利用促進を行ういずもくプランクBBQ活動を開始しました。
プランクBBQとは、木の板(プランク)の上に食材をのせ調理するBBQで、本場アメリカでは主流の調理法です。
水に浸した木の板(プランク)に食材を乗せ、蓋つきコンロで調理します。
食材に直接火を当てずに調理することで素材の柔らかさを残し、ほのかに木の香りがするBBQが出来上がります。

蓋つきコンロを使用します
水に浸した板の上に舌平目が並んでいます
いい感じにスモークされました
特製和泉のみかんバターを添えて完成です!

農園で行うイベントの昼食で振舞ったり、出張BBQイベントを行ったりして国産材を消費することで山を守ろう!と呼びかけています。