和泉市小川産 ホーリーバジル茶ができるまで
僕が販売しているホーリーバジル茶ができるまでを整理しました。
愛情込めて安全に生産していることが皆さんにお伝えできますように!
目次
- ホージーバジルの栽培①:播種・発芽
- ホーリーバジルの栽培②:定植
- ホーリーバジルの栽培③:摘芯
- ホーリーバジルの栽培④:収穫
- ホーリーバジルの加工①:乾燥
- ホーリーバジルの加工②:焙煎
- ホーリーバジルの加工③:梱包
栽培その①:播種
ホーリーバジルの種です。
これからホーリーバジルの播種(種まき)をします。
種を水に浸ししばらくすると水分を長時間保有すための膜をはります。
カエルのたまごみたいですね。
そのカエルの卵をスプーンですくい、セルトレーの小部屋に移してゆきます。
スプーンの先っぽに種をのせ、水を多めにすくうのがコツです。
小部屋に移した後、土はかぶせずに毎日水やりをします。
一週間か10日ほどで小さな芽が発芽します。
なんて可愛い芽なんや!
栽培その②:定植
発芽した日からすくすくと大きくなり、3週間ほどすると定植(苗植え)ができるようになります。
僕の場合は幅1メートルほどの畝に除草用のマルチを張ります。
保水の役目も果たしてくれるので夏場の水やりがほぼ不要になります。
ひとつひとつ丁寧に植えてゆきます。
栽培その③:摘芯
苗の背丈が15㎝くらいになったら茎のてっぺんの芽を摘芯します。
切り口付近から左右に茎が伸びて横に広がりながら大きくなってゆきます。
摘芯は絶対にする必要はありませんが、たくさん収穫したい場合は必須の作業です。
(写真撮るのを忘れました)
栽培その④:収穫
わき目から茎が伸びて横に広がり葉がお生い茂ってきたらいよいよ収穫です。
梅雨の時期頃から11月まで収穫し続けられるので、ここの時期から頃合いの良い葉を採り、またしばらく大きくなるまで待つの繰り返しです。
僕は葉も茎も花もすべてお茶にするので、青く勢いのある箇所や広がりすぎた箇所を剪定するようにすべて収穫してゆきます。
加工その①:乾燥
収穫したホーリーバジルを束にして風通しの良いところで2週間ほど乾燥させます。
雨や湿気に当たらないよう場所をよく選ぶことがポイントです。
ホーリーバジルをたくさん吊るしておくと、風に香りがのって辺りがとてもいい香りに包まれます。
お茶になるまであと少しです。
加工その②:焙煎
乾燥させたホーリーバジルをハサミで細かく刻みます。
刻みながら不要物が混入していないかを目視で確認し、一本一本作業を行います。
刻んだホーリーバジルを大きなフライパンで炒ってゆきます。
その際に香りが消し飛ばないよう注意を払いながら炒ります。
炒った茶葉は酸化がし辛く香り豊かなお茶として長期間お楽しみ頂けます。
加工その③:梱包
炒った茶葉をしばらく保管し、お茶パックに詰めて商品化します。
この際にも不要物が混入していないかを最終確認しながら、一つずつ手作業で封をしてゆきます。
ご家庭の急須を使って飲んでもらえるよう、僕のお茶葉は2gずつのパックにしています。
急須に茶葉とお湯を入れて、少し薄目で香りを楽しみながらお召し上がりください!