【大阪 和泉市】SDGsな体験 いずもくのプランクBBQ
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大阪府さん・和泉市さん・大阪府森林組合さんと一緒に行っている木材の地産地消活動の中で、今回は「いずもくプランクBBQ」を紹介します！
目次
- いずもくのプランクBBQって何？
- どこらへんがSDGs?
- 昨年開発したメニュー
- 今後の展開
- まとめ
いずもくプランクBBQって何？
木の板(プランク)を使ったBBQ
プランクBBQとは、水に浸した木の板の上に食材を置き、蓋つきコンロで蒸し焼きにするBBQの調理法です。
BBQの本場アメリカではポピュラーな調理法らしいですが、日本ではまだあまり知られていません。
特徴としては、火があたらないので食材が焦げないことと、ほのかに木の香りがする出来上がりになることです。
お肉や魚はもちろん、野菜も美味しく調理できます。
和泉市産木材ブランド「いずもく」を使用
いずもくとは和泉市産木材のブランド名です。
大阪府さんと和泉市さんが平成24年から木材の利用促進に向けた取り組み「いずもくプロジェクト」行っており、その取組の象徴として公募によりつけられた名称です。
こがわクックのプランクBBQはいずもくの板を使用しします。
なぜいずもくを使うかを次で説明します。
目的は健康な森のサイクルをつくること
森林環境を保全するために「木をたくさん伐る」必要があることをご存じでしょうか？
健康な木を育て上質な木材にするには、育てる木を決めてそれ以外の木を間引く「間伐」を行う必要があります。
間伐によって森に差し込む適度な光が木の生育を助け、太く丈夫に育ちます。
しかし国産材の需要が低下している昨今では、木を伐りだして使用する機会(家を建てたり家具にしたり)が減り、手つかずのまま山に植わっている木がたくさんあります。
間伐が為されない山で育つ木は根が深くまで張られておらず、細く倒れやすくなります。
そのような木の状態は倒木や地滑りの危険が高まる山林地帯をつくることになります。
いずもくプランクBBQは、このような現状を多くの人に知ってもらうことを目的に開発されました。
どこらへんがSDGs?
間伐材利用促進
BBQを通して木材活用の啓発を行うために、BBQの板に間伐材(いずもく)を使用しています。
山の健康のためには、たとえ国産材の需要が乏しくても間伐を行わなくてはいけません。
間伐作業により伐りだされ行き場がなくなった材木をBBQ用のプランクとして利用しています。
木材の地産地消
プランクBBQのもう一つの目的に、地域内で地域産木材を使おう！と呼びかける木材の地産地消があります。
地域の材木がたくさん消費されることで、地域の林業界が潤い、その経済循環は地域の人口増へとつながって行きます。
また、小さなことに意識を向けると、流通時に発生するCO2の削減にも貢献していると言えます。
貢献している目標
間伐材の利用や地産地消の推進で以下の目標の達成に少しながら貢献しています。
- 11-5 災害による被害を減らす
- 12-8 自然と調和したライフスタイル
- 15-2 森林の持続可能な経営の実現
昨年開発したメニュー
いくら木材利用を叫んだところで肝心のBBQが美味しくなくてはいけません。そこで、元ロート製薬レストラン旬穀旬菜で料理プロジューサーをされていた木村信一シェフ監修をいただき、ご当地メニューの開発を実施しました。
舌平目のみかんバター和え
僕がいる地域の和泉市横山地区の特産物は、みかんです。
そして、みかんを使って…と言うとありきたり感が付きまとってしまう使い古された食材でもあります。
でもやっぱり地域の特産なので、みかんを使ってイケてる料理を考えて下さい！と木村シェフに無茶ぶりをしまして…
考案して下さったのがこのみかんバターです。
このみかんバターをプランクBBQで調理した舌平目に添えるという、なんともオシャレなメニューが誕生しました。
詳しくは別記事にてアップしていますので是非チェックしてください。
いずもくプランクBBQ 新メニュー！
いずもくプランクBBQに地域の食材を使った新メニューが登場しました。Chefield kiml'art 木村信一シェフ プロデュースの、おしゃれメニューです！ 目次 農泊モニターツア…
今後の展開
団体予約 受付中！
20名～30名の団体さま向けにいずもくプランクBBQのイベントを開催しています。
木村シェフに開発していただいたメニューはもちろん、農園で採れた季節の野菜もお楽しみ頂けます。
メニューや体験内容は事前相談により決めさせて下さい。
教育旅行向けプログラムを開発中
こがわクックはJT(日本たばこ産業株式会社)さんにご支援を頂き、和泉市さんと協力をして実施しているSDGs貢献プロジェクトに参加しています。
プロジェクトの今年度の目標は海外からの教育旅行団体向けの森林保全学習プログラムの開発です。
先日7月12日にJTの喜多大阪支社長と和泉市の辻市長を招き、プロジェクトのキックオフ会を開催しました。
当日の様子を別記事にアップしました。
まとめ
大阪でSDGsな体験をしよう！
- 間伐材利用促進のため、プランクBBQを開発した
- 地域材のブランド「いずもく」を使用している
- プランクBBQは3つのSDGs目標に該当している
- 団体さま向けメニューを開発した
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